【2026年版】先進的窓リノベ事業を徹底解説|補助額・要件・申請方法まとめ

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制度活用術

先進的窓リノベ2025事業とは

先進的窓リノベ2025事業は、環境省が実施する住宅の省エネ化を促進するための補助金制度です。正式名称は「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」といい、令和6年度補正予算として1,350億円が計上されています。

この事業は、既存住宅の窓を高性能な断熱窓に改修することで、エネルギー費用負担の軽減と住まいの快適性向上を図るとともに、2030年度の家庭部門からのCO2排出量66%削減という目標達成に貢献することを目的としています。

補助対象と補助額

補助対象

戸建住宅・共同住宅を問わず、既存住宅に対して行う開口部(窓・ドア)の断熱性能を向上させるリフォーム工事が対象です。補助対象者は工事の発注者となります。

補助上限額

一戸当たり最大200万円まで補助を受けることができます。なお、交付申請は合計補助額が5万円以上の工事が対象となります。

対象工事の種類と補助額

補助額は、工事の種類、窓の性能区分(熱貫流率)、サイズによって決まります。性能区分は以下の3段階に分かれています。

性能区分 熱貫流率(Uw値) 断熱性能
P(SS) 1.1以下 最高性能
S 1.5以下 高性能
A 1.9以下 標準性能

1. ガラス交換

既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して複層ガラス等に交換する工事です。最も手軽な断熱改修方法で、工事期間も短く済みます。

性能区分 大(L)1.4㎡以上 中(M)0.8~1.4㎡ 小(S)0.1~0.8㎡
P(SS) 55,000円 34,000円 11,000円
S 36,000円 24,000円 7,000円
A 30,000円 19,000円 5,000円

2. 内窓設置

既存窓の内側に新たな窓を設置する工事です。二重窓にすることで断熱性能と防音性能が大幅に向上します。既存の外窓から50cm以内に設置する必要があります。

性能区分 大(L)2.8㎡以上 中(M)1.6~2.8㎡ 小(S)0.2~1.6㎡
P(SS) 106,000円 72,000円 46,000円
S 65,000円 44,000円 28,000円
A 26,000円 18,000円 12,000円

3. 外窓交換(カバー工法)

既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付ける工事です。壁を壊さずに施工できるため、工期が短く、費用も抑えられます。

性能区分 大(L)2.8㎡以上 中(M)1.6~2.8㎡ 小(S)0.2~1.6㎡
P(SS) 220,000円 163,000円 109,000円
S 149,000円 110,000円 74,000円
A 117,000円 87,000円 58,000円

4. 外窓交換(はつり工法)

既存の窓枠を撤去し、新しい窓を設置する工事です。開口部のサイズを変えずに最新の窓に交換でき、断熱性能を最大限に高められます。

性能区分 大(L)2.8㎡以上 中(M)1.6~2.8㎡ 小(S)0.2~1.6㎡
P(SS) 183,000円 136,000円 91,000円
S 124,000円 92,000円 62,000円
A 98,000円 73,000円 49,000円

5. ドア交換

玄関ドアなどの断熱改修も補助対象となりますが、他の窓の工事と同一の契約で同時に申請する場合のみ対象となります。カバー工法とはつり工法があり、補助額は外窓交換と同等です。

申請の流れ

本事業の補助金は、消費者が直接申請することはできません。「窓リノベ事業者」として登録された施工業者が、消費者に代わって申請手続きを行います。

  1. 事業者選び:窓リノベ事業者として登録された業者を選ぶ
  2. 見積もり・契約:工事内容と補助金額を確認し、工事請負契約を締結
  3. 工事実施:2024年11月22日以降に着手した工事が対象
  4. 交付申請:事業者が申請手続きを代行
  5. 補助金還元:契約代金への充当または現金での還元

対象期間

項目 期間
工事着手日 2024年11月22日以降
契約期間 工事着手日以前
交付申請期間 予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)

注意点・よくある落とし穴

補助対象外となるケース

  • 店舗や施設など、住宅以外の用途に使用している建物の窓
  • 過去に同事業で補助金を受けた開口部
  • 登録されていない事業者との契約による工事
  • ドア交換のみの工事(他の窓工事との同時申請が必要)
  • 外壁に新たに開口部を設けて設置する窓・ドア

申請時の注意点

  • 補助対象製品は事務局に登録された製品に限られます
  • 性能証明書の内容を確認し、補助額を正確に把握しましょう
  • 予算には上限があり、予算消化状況により早期終了の可能性があります

他の補助金との併用

先進的窓リノベ2025事業は、以下の補助金と併用することで、さらにお得にリフォームを行うことができます。ただし、同一の工事に対して複数の補助金を重複して申請することはできません。

  • 子育てグリーン住宅支援事業:窓リノベの対象外となる製品でも、こちらの対象になる場合があります
  • 給湯省エネ2025事業:高効率給湯器の導入と組み合わせ可能
  • 各自治体の補助金:地域独自の上乗せ補助がある場合があります

まとめ

先進的窓リノベ2025事業は、窓の断熱改修に対して最大200万円もの補助を受けられる非常に魅力的な制度です。窓は住宅の熱の出入りの約70%を占めるとも言われており、断熱窓への改修は光熱費の削減と快適性の向上に大きく貢献します。

予算には限りがありますので、窓のリフォームを検討されている方は、早めに登録事業者に相談することをおすすめします。


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